日本語教室〜コピー


「外国人のための日本語教室」は、現在9年目を迎え、これまでに156人の外国人が学習し、69人の市民ボランティアが、この人たちを支えてきました。現在は、40人が学習をし、ボランティアは24人です。
真修、日曜日と木曜日に分かれて、1時間半、基本的に1対1で学習をしていますが、特にこの4月以降は学習者が急増して、ボランティアが大きく足らない状況になっています。
外国人学習者は、市民の家族、市内の企業で働く技術者や技能実習生、市内学校への留学生の3つに大別できます。出身国は、ベトナムが65%、中国が20%で、ベトナム出身の学習者のうちの70%が技能実習生です。
一方、市民ボランティアも20代から子育て中の世代、働き盛り世代、第二の人生世代と幅広い世代で、学習者を応援しています。
市民の皆様には、日本語教室の存在を知っていただき、身近におられる外国人の方にお知らせいただくとともに、ぜひ日本語支援ボランティアへの門を叩いていただきたいと願っています。
南丹市でも、今後、外国人が増えていくでしょう。出会われた時には声をかけていただき、南丹市に暮らす外国人が「住んでよかった」「来てよかった」と言ってくれるよう、私たち役員やボランティアも精進してまいります。市民の皆様にもご支援をいただきますよう、お願い致します。
(副会長・日本語教室担当 小林 義博)
「外国人のための日本語教室」は、南丹市からの委託事業として行っています。多くの学習者たちが学び、多くのボランティアの方たちが学習者に寄り添い、歩んできました。今では、さまざまな国の方たちと「笑顔の絶えない教室」として週2回の教室を開催しています。無料で学習できる日本語教室は、京都府下ではおそらく南丹市だけでしょう。ボランティアの方たちには、異文化交流や支援の意味を十分にご理解いただき、快くご支援いただいています。
(理事・日本語教室担当 青木 良子)
外国人のための日本語教室
ひとりひとりに合わせ、支援ボランティアと1対1で日本語の勉強をします。お金はかかりません。

- 日曜日:午前9時~10時30分
- 木曜日:午後6時30分~8時
場所は、南丹市国際交流会館2階です。
いつでも見学にきてください!
ボランティア希望の方も、事務局にご連絡の上、一度見学にお越しください。
学習者の声
グェン・ティン・タン・タオさん(ベトナム出身)
日本語はむずかしいです。でも楽しいです。5年ぐらい勉強しています。
ザッカリー ポーストさん(カナダ出身)

毎週、私の日本語が良くなってきていてすごくうれしいです。日本語教室で勉強を始めたのは2年前です。よく話せるようになって、会話を楽しめています。日本語を使うことは、生活がしやすくなります。
胡 家馨さん(中国出身)
日本語の勉強を始めて1年です。私は、日本語の文法を勉強したいのではありません。私は日本人と話したいです。先生とゆっくり話せると気持ちいいです。
ボランティアの声
山脇 美千子さん(八木町)

実際に日本語を教えてみると、学習者さんからの質問にうまく答えられないことがあり、改めて調べて伝えています。学習者さんの日本語のレベルもさまざまなので、自分も日本語の勉強をしないといけないなと思っています。
高屋 明美さん(園部町)

日本語教室のボランティアを始めて7年目となりました。経験もなく、不安と戸惑いの中からのスタートでしたが、今では外国の文化や考え方の違いに触れながら、学習者と楽しい時間を共有しています。日本語支援だけでなく、生活上の問題解決支援も行っています。
私は、外国人が日本語学習に真摯に向き合う姿に感銘を受け、そのことが、また、ボランティア支援の意欲へとつながっています。ひとりひとりのニーズに寄り添いながら、学習者と共に成長していきたいと思っています。みなさん、教室へ見学に来ませんか。いつでも歓迎しますよ。